奥南感覚

愛媛県宇和島市吉田町奥南地区に住み、田舎の暮らし、農業(柑橘)、子育て、親育てられ、を発想のもとに思うことをつらつら書いてゆきます。

母性

みかんを作る、という言い方はあまり好きではありません。
サポートしてきて育ってできたものがみかんです。
植えたのは僕たちですがみかんを作っているのは木です。
その木の回りの環境に、
それぞれの農家がそれぞれの畑での経験、知恵やいろんなヒトの意見など学んだことを考慮しながら気を付けサポートします。
もちろん、最初から最高のサポートができるわけもなく、
失敗しながら、
ときに優良な園地から学びながら、
おそらく、
死ぬまであーなのかこーなのかとやりながら、
いくのでしょう。

 

僕はこの「サポート」精神は、父性からくるものなのではないかと最近思っている。
長女が生まれてから8年くらいになるが、
今一番大切にしていることは、
生活でのしんどい部分の負担が嫁に片寄らないようにする、ということ。
いい夫的なアピールをするようでキモですが、
そこにいま、たどり着きました。
これは夫婦間もそうですが、それより、子供に影響あると思います。
子供の一番必要な栄養は安心100%の母性、だと思います。
その安心度を高めるのが夫の役目。
と、まあ、それはそれぞれの家庭環境夫婦関係でバランスの違いはありましょうが、
うちでは、たぶんそれがいいなと。
柑橘を育ててきて、
自然の摂理から学んだことはそーいうことで、
一人、山で妙に納得したのでした。

 

例えるなら
木はその家庭で
ぼくはその回りをごそごそして整えたりサポートしたり、そしてたまには飲み会へ行ったり(ははは)、
子供である果実を充実させるべく動き回る。

 

母親は太陽。
母性は太陽の光。

 

そんなわけで、
ぼくは女性が大好きです。

 



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