奥南感覚

愛媛県宇和島市吉田町奥南地区に住み、田舎の暮らし、農業(柑橘)、子育て、親育てられ、を発想のもとに思うことをつらつら書いてゆきます。

奥南でざいんセンター

年の瀬の報告、
NPO法人奥南でざいんセンター』
を設立しました。
要領よくないもので、3月くらいから進めながらえらい時間かかりました。
立ち上げるというのはエネルギー使いますね。
高校を卒業して都会で少し暮らし、
やっぱり田舎がいいと帰ってきて
あるときから、
地元の海や山が美しく見えたり
地物がより美味しく感じたり、
普段のなんでもない生活にじわじわ充実を感じたり。
なにかのキッカケで、
いままで普通にそこにあったモノのみる目や考え方が
ガラッと変わります。
例えば、
ここ数年しているみかんのお花見というイベントを通して、
みかんの花を知り、
香り、果実が成るまでのことに思いがめぐるようになると、
手に取るみかん、口に入れるみかんの感覚が少し変わる、ような。
そんなコトやモノを
興していきたいというのが
設立に至る気持ちです。
意識が変わるだけで
ふわーっと生活の色が変わります。
当初、設立予定のNPO法人
「奥南デザインセンター」
だったのですが、
ぼくが慕う巨匠に
「でざいんの方がいいんじゃない?」
と言われて、
そうかー、と思って1日経つと、
デザインよりもでざいんのほうが力まないでできそう、
でざいんならこんなぼくでもできるんでは?
と肩の力が抜けました。
知らず知らず力んでました。
デザインの力を思い知りました。
そもそもぼくはデザイナーでもないし、
デザイナーがいる団体でもないので、
でざいん、くらいがちょうどよく、
ぼくらのでざいんを目指そう、と気持ちで固まりました。
ということで、
色々あった2018でしたが、
農家としての目線、親としての目線、田舎に住む者としての目線、
いろんな目線で楽しーことを2019もやっていけたらなーという、
年の瀬であります。
川の瀬は生き物がよく生息する場所だそうです。豊か。
山の瀬という言葉はあるのでしょうか?
むかし、奥谷家のばあちゃんが使ってた屋号が山瀬だったみたいで、
そーいう意味で気に入ってます。せ。
よい年の瀬だ。
来年もよろしくお願いします~!
せ。
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