奥南感覚

愛媛県宇和島市吉田町奥南地区に住み、田舎の暮らし、農業(柑橘)、子育て、親育てられ、を発想のもとに思うことをつらつら書いてゆきます。

げじもん

宇和島は梶原農園のいちご。


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農薬を使っていない。

いちごはやわらかーいし、

ナメクジがくれば精品価値なくなるやろうし、

むずかしい!

農薬はあの表面のゴマのような種のところに

農薬が入り込みやすいのだ。たまるのだ。

べつにだいじょぶじゃね?と思えばそれでよいし、

それ子供も食うのかー。と思うならいろいろ考えるもよし。

農薬を使わない、オーガニックがよい、とされるのは、

僕たちにやさしい、というのもあるけど、

地球にやさしい、といった観点だ。

その価値観が、

天変地異もプラスに変えていく。

ぼくらはほんとに表面のことばかり。

自分の内面にせまることは、

地球の内面にせまることに通じる。

野菜と柑橘のセット


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三間で有機栽培をしている大島雄くんの野菜と
うちの畑で一部農薬不使用で育てている柑橘のセットを1月いっぱい販売します。

ぜひぜひ!
https://www.facebook.com/821208181304365/posts/2078349872256850/

そんな栽培をする人、興味を持つ人が
宇和島でも少しずつですが増えている印象。
実際にレモンなんか皮まで使うから
よろこんでいただくことが多いです。
新品種開発もいいですが、
そんなことにも向いていくのもおもしろいのになあ。
農薬が正義とか悪といわれるのもよくない。
それでは溝は深まるばかり。
実際に健康被害は、使うことのある僕からしても、まだなにもないです。
ただ、過敏なひとは確実にいて、
予防原則で動く国もある。
何世代あとに例えばDNAに異変があるかもしれないし、ないかもしれない。
そんなことはわからない。
というときのモノサシとして、
地球にとってその動き合ってる?
というものを用いるようにしている。
自分を一番にすると自分を主に大切にし、
家族を一番にすると家族を主に大切にし、
日本を一番にすると日本を主に大切にし、
地球を一番にすると地球を主に大切にする。
大は小をゆっくりと兼ねていく。

と、うまくいきますかねえ。

 

笑ってはいけないのやつ

愛子「いまみんなで笑ってはいけないのやつ、しよるんよ」

と昼帰ってきた小2の娘がいう。

年末のあの番組の真似事あそびだ。

愛子「あこ、なに役と思う?」

私「んー、、なに役?笑わせる役?」

愛子「ちがうよ、ほうせい」

私「。。。」

娘はほうせい役だった。

他の友達は役の取り合いケンカになったみたいで、

私「だれ役?」

と聞くと

愛子「えんどう」

と答えた。
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奥南でざいんセンター

年の瀬の報告、
NPO法人奥南でざいんセンター』
を設立しました。
要領よくないもので、3月くらいから進めながらえらい時間かかりました。
立ち上げるというのはエネルギー使いますね。
高校を卒業して都会で少し暮らし、
やっぱり田舎がいいと帰ってきて
あるときから、
地元の海や山が美しく見えたり
地物がより美味しく感じたり、
普段のなんでもない生活にじわじわ充実を感じたり。
なにかのキッカケで、
いままで普通にそこにあったモノのみる目や考え方が
ガラッと変わります。
例えば、
ここ数年しているみかんのお花見というイベントを通して、
みかんの花を知り、
香り、果実が成るまでのことに思いがめぐるようになると、
手に取るみかん、口に入れるみかんの感覚が少し変わる、ような。
そんなコトやモノを
興していきたいというのが
設立に至る気持ちです。
意識が変わるだけで
ふわーっと生活の色が変わります。
当初、設立予定のNPO法人
「奥南デザインセンター」
だったのですが、
ぼくが慕う巨匠に
「でざいんの方がいいんじゃない?」
と言われて、
そうかー、と思って1日経つと、
デザインよりもでざいんのほうが力まないでできそう、
でざいんならこんなぼくでもできるんでは?
と肩の力が抜けました。
知らず知らず力んでました。
デザインの力を思い知りました。
そもそもぼくはデザイナーでもないし、
デザイナーがいる団体でもないので、
でざいん、くらいがちょうどよく、
ぼくらのでざいんを目指そう、と気持ちで固まりました。
ということで、
色々あった2018でしたが、
農家としての目線、親としての目線、田舎に住む者としての目線、
いろんな目線で楽しーことを2019もやっていけたらなーという、
年の瀬であります。
川の瀬は生き物がよく生息する場所だそうです。豊か。
山の瀬という言葉はあるのでしょうか?
むかし、奥谷家のばあちゃんが使ってた屋号が山瀬だったみたいで、
そーいう意味で気に入ってます。せ。
よい年の瀬だ。
来年もよろしくお願いします~!
せ。
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師走

ぽんかんの収穫手伝いに嫁が来た。

久々の収穫というのもあったのだろう、

普段山に上がらないのもあったのだろう、

気持ちいいと言っていた。

ぼくも、体力的にしんどいときもあるけど、

だいたい気持ちよくやっている。

ただ、見える景色は少し違うと思うのだ。

季節ごとの山や、晴れ雨風を受けていることを

肌身で感じてる僕とは

少し違うと思うのだ。

優劣の話ではないのだ
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同じ場所にいながら違うのだ。

パラレルワールド

意識次第で飛んでいけるのだ。