東京→奥南
TOKYO。
朝のラッシュを避けるため、
朝7時にビジネスホテルを出た。
通勤のヒトの流れは多少あるものの、
山手線はほどよく空いていた。
明治神宮を歩くのが好きで
帰る朝によく来る。
よくといっても、三回目だけども。
大きい樹木が空を覆っているが、
下にも若い樹はしっかりあり、
森はまだまだ生きていくのだなと感じさせる。
街へ戻ると、
通勤のヒトも増えていた。
駅から解き放たれ
空っぽの街へヒトが流れ広がり染みわたっていく。
TOKYOが今日も目を覚ます。
「君の名は」の東京の描写が妙に好きで、
田舎で育ったヒトの感覚なんだろうなと思っていたら、
監督は長野の出身だった。
心のなかに自分の夕日を持ってないと、夕日なんて描けない。というようなことを宮崎駿は言っていた。(たぶん)
そんなことを考えながら、
通勤のヒトが前から押し寄せて来るなか1人逆行して
駅へ向かった。
都会も田舎もおもしろい。